電子デバイス産業の川上から川下に亘る横断的戦略組織

NEDIAマガジンNo.13 概要

NEDIAマガジンNo.13 2018 Spring 概要

ー2018アプリ最前線ー

   

NEDIAガジン第13号

表紙

2018 Spriing

 

 P3

 巻頭言   詳細>>

 

東芝メモリ株式会社の船出

成毛 康雄 東芝メモリ株式会社 代表取締役社長

 

    2018アプリ最前線 
 P4

 多様化するデータセンタと半導体

 藤巻 秀明  株式会社スパイラルグループ・ドット・ビジ

取締役CTO

  
 P7

自動運転の市場展望

 池山 智也 株式会社矢野経済研究所 自動車産業ユニット

プロジェクトマネージャー

   
 P10

2018年度ロボット市場動向

 浮島 哲志 株式会社産業タイムズ社 電子デバイス産業新聞

編集部 記者

   
P12

電子デバイス戦略マップ2018

~”きずき”を事業に!何に着目して取り組むか?~

 松本 哲郎 NEDIA戦略マップ委員会 

 

 

P14  Information

表3  【広告】株式会社東設 

表4  NEDIA会員リスト


 

□NEDIAマガジンNo.13 巻頭言

   

成毛 康雄 (なるけ やすお)

 

1984年4月  

 株式会社東芝入社
2009年1月 

  四日市工場長
2010年6月  
 メモリ事業部長
2011年6月  
 執行役常務
 (セミコンダクター社メモリ事業部長)
2013年6月 
 執行役上席常務
(セミコンダクター&ストレージ社社長)
2014年6月  
執行役専務
(セミコンダクター&ストレージ社社長)
2015年9月  
 代表執行役副社長
2016年6月  
 取締役 代表執行役副社長
 (ストレージ&デバイスソリューション  社社長)

2017年4月  
 取締役 代表執行役副社長
(ストレージ&デバイスソリューション社社長)
 東芝メモリ株式会社 代表取締役社長

2017年7月  
 取締役 代表執行役副社長
 東芝メモリ株式会社 代表取締役社長

2017年10月 
 代表執行役副社長
 東芝メモリ株式会社 代表取締役社長

  1987年に世界初のNAND型フラッシュメモリが発明されてから30年あまりが経ちました。その間、幾度ものイノベーションが起こり、大容量化・微細化が進んで、フラッシュメモリは今やさまざまな電子機器に組み込まれ、人々の生活を支えるのに必要不可欠なデバイスとなっています。
 AI・IoT技術の進化に伴い、膨大な情報を蓄積するニーズは増加しており、フラッシュメモリが果たす役割はますます重要になっていくと考えています。そのイメージを広く世間にお伝えするべく、最近は「人類のメモリ。」と題した企業CMを放映していますが、ご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 当社は2017年4月に株式会社東芝のメモリ事業を承継し、新しい会社としてスタートしました。まだ、独立した企業としての体制整備を進めている途上ではありますが、この1年は旺盛な需要を背景に、業績は好調に推移しています。

 17年度の業績見通しは、売上高1兆2258億円、営業利益4497億円(2月14日 東芝決算発表)となり、いずれも過去最高となる見通しです。今後もフラッシュメモリ市場はデータセンター向けSSDをはじめ、ますます拡大が見込まれます。市場拡大に合わせて、タイムリーに製品を供給し、事業拡大を目指してまいります。

 当社の前工程製造拠点である四日市工場(三重県)は、世界最先端の半導体メモリ工場であると自負しています。高度に自動化したクリーンルームにて、1日に20億件のビッグデータを製造装置、検査装置、生産管理システムなどから収集し、AIも用いてデータ解析を行い、歩留まりや設備稼働率の向上といった生産性の改善を進めています。

 現在、四日市工場では新しく第6製造棟を建設中です。建屋第1期は、今夏の稼働を目指して生産設備の搬入およびラインの立ち上げを進めています。続く建屋第2期工事も、今年末に完成の予定です。さらに、北上市(岩手県)に2番目の製造拠点として新たに進出することを決定しました。2月に造成工事に着手しており、今年中に製造棟の建設開始を目標としています。今後も需要拡大に合わせて積極的に設備投資を行い、国内での生産拡大をはかります。

 技術においても競合他社に先んじるため、研究開発を加速させていかなければなりません。3月に四日市工場にメモリ開発センターを開設し、工場内に分散していた研究開発人員約2000人を集結しました。今後はさらなる増員を見込んでいます。技術者同士がコラボレーションできる空間を設置するなど研究開発に適した環境を整備し、開発効率の最大化を図り競争力の強化につなげます。

 メモリセルを縦に積むことで記憶容量を増やす3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASHTM」は、48層、64層に続き、96層製品の量産開始を目前にしています。さらに積層数を増やし、書き込み速度などの性能を向上させるべく、先端メモリ開発に注力します。

 グローバルで市場が拡大する一方、競争もますます激化しています。しかし、厳しい環境の中にあっても、日本発のフラッシュメモリメーカーとして、日本のモノづくりの一翼を担うべく、市場でのリーダーシップを発揮し続けていきたいと考えています。

 NEDIA会員の皆様には、日頃のご支援に感謝するとともに、引き続きご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。


PAGETOP