実施報告>> (NEDIA通信No.20記事)

第3回 SSIS-NEDIA関西シンポジウム 開催案内

「スモール製造によるビジネスモデルの変革」

―多品種少量、地産地消、Short Time to Marketの実現―

2016年9月2日(金):SSIS-NEDIA会員間での親睦「関西オープンゴルフ会」も開催

2016 年 7月

一般社団法人 半導体産業人協会  関西地区委員長

一般社団法人 日本電子デバイス産業協会  関西NEDIA代表

 SSIS-NEDIA関西シンポジウム は一昨年よりスタートし、一昨年開催の第1回は「電子デバイスの新たな挑戦」をテーマにこれからの日本の電子デバイスの方向性について、昨年の第2回は「新アプリを実現する次世代インテグレーション」と題して議論を致しました。

 第3回開催となります今年は、「スモール製造によるビジネスモデルの変革」

     ―多品種少量、地産地消、Short Time to Marketの実現―

と題して、ミニマルファブ、3Dプリンターについて講演・議論を行います。講演3件に続いて、パネルディスカッションを行い、議論を深めたいと存じます。

また、講演終了後、講師を交えた交流会を設けておりますので、忌憚のないご意見を交換して頂ければ幸いでございます。

大変貴重な機会ですので皆様多数のご参加をお待ち申し上げます。

ーーー第3回SSIS-NEDIA関西シンポジウムーーー

日時 :  2016年9月1日(木) 13:30~19:00      (交流会 17:30~19:00)

会場:    大阪大学中之島センター  7F 講義室703

          大阪市北区中之島4-3-53

http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/

主催 :   一般社団法人 半導体産業人協会(SSIS)

一般社団法人 日本電子デバイス産業協会 (NEDIA)

参加費:   SSIS、NEDIA会員: 3,000円 (交流会参加費を含む)

非会員: 6,000円 (交流会参加費を含む)
学生: 無料 (交流会参加費 1,000円)

    *参加費は当日受付にてお支払い下さい。

「プログラム」

13:30 – 13:35  開会の挨拶   NEDIA代表理事・会長 齋藤昇三

13:40 – 13:45  来賓挨拶   近畿経済産業局(予定)

13:50 – 14:40 講演1

電子デバイスのスモール製造を目指したミニマルファブ構想と開発の現状」

国立研究開発法人 産業技術総合研究所 研究参与    井上 道弘 

[要旨] ミニマルファブはウェハサイズをデバイス1個に相当するハーフインチサイズにして、単位工場当たりの投資金額をこれまでのメガファブの1000分の1にすることによって、少量生産であっても適正なコストで供給できる生産システムの実現を目指している。また、ウェハプロセスから3D実装・パッケージングまで含めたミニマル一貫ラインの開発も行っており、これにより、一層効率的な半導体生産ラインの確立や新規デバイスの創出促進を目指している。本講演では、ミニマルファブの最新の開発状況について述べる。

14:40 – 15:10 講演2

「多品種少量型ハイブリッド生産ライン(ミニマル装置+既存装置の可能性)」

株式会社ネイタス 取締役 今井 龍二

[要旨] ネイタスでは2016年1月の設立以来、2017年の製造工場稼働へ向けて鋭意準備を進めています。その過程で、ミニマルファブ装置を使用した製造プロセスの構築を国立大学法人豊橋技術科学大学と横河ソリューション・サービス株式会社の協力の下に実施しております。現在のスケジュールでは、2016年9月までに3種類の試作デバイスを完成させる予定です。今回のプレゼンでは上記試作デバイス概要を含め、ネイタスのマーケティング、技術知財戦略等を説明させていただきます。

15:10 – 16:00 講演3

3Dプリンターが拓くファブ社会」(仮題)

慶應義塾大学 情報環境学部 教授 田中 浩也

[要旨] デジタルファブリケーションやIoTという概念が一般的になり、「デジタル  な世界」と「フィジカルな世界」(もしくは「リアルな世界」と「サイバーな世界」)を分けてていた強固な壁が消滅しつつあります。現在最も求められていることは、情報と物質の2つの異なる世界を、個人やチームが自由に横断し、目的に合わせて自在に組み合わせながら、新しい創造性を発揮することです。私たちは文部科学省COI (Center of Innovation)プロジェクトで、そのための要素技術を開発しています。ソフトウェア、ハードウェア、マテリアル、インターネットの4つの領域の専門家が協働して新しいツール群を開発し、またそれらのワークフロー(プロセス)の統合を試みています。さらに、デザインやアートの知見を持った研究者を中心として、個別具体的な分野での応用事例開拓にも平行して取り組んでいきす。それらの研究成果は http://fabtechs.co/ にも紹介しています。本講演では、それらの事例を紹介しながら、ローカル(地域)からグローバル(地球規模)に広がる新たな創造のネットワークについて語ります。

16:00 – 16:10  休憩

16:10 – 17:10 パネルディスカッション「スモール製造によるビジネスモデルの変革」

司会・モデレータ: ローム株式会社 研究開発部 部長 中村 孝

パネラー:アクティブリンク株式会社 代表取締役社長    藤本 弘道

オムロン(株)事業開発本部 マイクロデバイス事業推進部

戦略・技術開発担当 経営基幹職   西尾 英俊

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 研究参与     井上 道弘

株式会社ネイタス 取締役  今井 龍二

17:10 – 17:15  閉会の挨拶  SSIS理事長 橋本 浩一

17:30 – 19:00  交流会

お申込み:

以下のフォーマットにご記入の上、NEDIA事務局(info@nedia.or.jp)までご連絡ください。

申込締切:8月19日(金)(定員に達し次第締め切らせていただきます)

 

————————-第3回SSIS-NEDIA関西シンポジウム参加申込———————–

会社・団体名:

部署・ご役職:

氏名:

連絡先:

会員確認: NEDIA会員・SSIS会員・非会員・学生(該当するものを残してください)

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※なお、翌9/2に、SSISおよびNEDIA会員間での親睦を深める場として

SSIS-NEDIA関西オープンゴルフ会を開催します。

日時: 2016年9月2日(金)

会場: 瀬田ゴルフコース 東コース  9:17スタート

費用概算:コンペ参加費含めて\13,000程度)

 参加ご希望の方はお問合せください。